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TECHNOLOGY

加工技術の紹介

ガラス加工の技術一覧です。
掲載以外の加工にも対応できる場合が
ございますので、ご要望があれば
お問い合わせ時にご確認下さい。

加工技術

成形

成形加工とは、ガラスを任意の形状にする加工のことです。四角、丸形に限らずさまざまな形状に仕上げることが可能です。加工に関しては、手加工から精密加工まで対応しております。試作から小ロット、量産まで各種数量にも対応可能です。

研磨

研磨加工とは、ガラス表面を研磨剤で磨くことによりガラスを透明にする加工のことです。研磨剤には酸化セリウムが使われます。ガラス表面を透明にするだけでなく、ガラス板の厚みや、平行平面度を任意の精度に加工することも可能です。

風冷強化

風冷強化とは、軟化点付近まで熱したガラスを急冷することでガラスの耐圧強度を強化する加工のことです。表面の圧縮応力層と内部の引っ張り応力層が形成され、互いにバランスが保たれることで表面が強化されます。強化ガラスに加工可能な材質は、ソーダガラス、テンパックス(低膨張ホウケイ酸塩ガラス)の2種類です。

ケミカル強化

ケミカル強化とは、薬品にガラスを漬けることで強化する加工のことです。仕組みとしては、硝酸カリウム内にガラスを漬けることで表面のナトリウムとカリウムのイオン交換が起こります。これにより、ナトリウムよりもカリウムの分子が大きいため表面に圧縮応力層ができ強化される仕組みです。対応できるサイズは一般的に板厚3t以下の硝材に有効です。

印刷

印刷加工とは、ガラス表面に印刷を施す加工のことです。ガラス容器、ガラス瓶、板ガラスなどにロゴや目盛、個別のデザイン等を印刷することができます。印刷の種類は、有機印刷、セラミック印刷、エッチング印刷などがあり、用途に応じてお選びいただけます。
【使用例】
各種化学実験用ガラス、ガラス容器

成膜

成膜加工とは、ガラス表面に薄い膜をつける加工のことです。これにより反射防止(AR)や選択した波長のみの透過処理等を施すことができます。また、層の厚みや材料の選択により光の干渉条件をコントロールし、さまざまな光学特性をガラス硝材に付与することができます。
【使用例】
各種光学用途、太陽電池用、半導体用

穴あけ

穴あけ加工とは、専用の機械を使いガラスに穴をあける加工のことです。精密穴から大きな穴、ねじ穴など、さまざまな形状に加工することができます。また、一般的な穴以外にも、切り欠き形状や蝶番用穴などにも対応できます。加工に関しては、手加工による安価な加工から精密な公差を求められる加工まで対応可能です。

接着

接着加工とは、複数のガラスを接着する加工のことです。接着方法は、紫外線硬化タイプや酢酸系シリコンなど用途に応じてさまざまなタイプがあります。また、接着用の型を製作することでさまざまな精度での加工が可能になります。